炎症と創傷の治癒に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
炎症と創傷の治癒に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 肉芽組織は、上皮が傷口を覆った後に作られる。まず肉芽組織が欠損を埋め、その後に上皮が覆っていきます。順序が逆です。
- ⑵ 創傷の治癒を促すため、たんぱく質を制限する。創傷の治癒にはたんぱく質、ビタミンC、亜鉛などが必要で、制限すると治癒が遅れます。
- ⑶ 急性の炎症では、血管の透過性が高まる。血漿成分や白血球が組織へ出ていきます。
- ⑷ 炎症の徴候に、発赤は含まれない。発赤は代表的な徴候の一つです。
- ⑸ 慢性の炎症では、好中球が主に集まる。慢性の炎症で主に集まるのは、リンパ球やマクロファージです。好中球が主に集まるのは、急性の炎症です。
解説
正解は⑶です。急性の炎症では、まず血管が拡張して血流が増え、血管の透過性が高まって血漿成分や白血球が組織へ出ていきます。その結果、発赤、腫脹、発熱、疼痛、機能障害という徴候が現れます。創傷の治癒では、傷口に肉芽組織が作られて欠損を埋め、その後、上皮が覆って収縮していきます。この過程にはたんぱく質、ビタミンC、亜鉛などが必要で、低栄養があると治癒が遅れます。
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