骨軟化症およびくる病の所見に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
骨軟化症およびくる病の所見に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 血清カルシウム値は、上昇する。血清カルシウム値は、低値または正常のことが多くみられます。
- ⑵ 血清リン値は、高値を示す。ビタミンDの不足では腸管からのリンの吸収も減り、血清リン値は低値になります。
- ⑶ 血清アルカリホスファターゼ値は、上昇する。骨の石灰化が障害されると、血清アルカリホスファターゼ値が上昇します。
- ⑷ くる病では、骨の変形はみられない。くる病では、下肢の変形などがみられます。
- ⑸ 副甲状腺ホルモンの分泌は、抑えられる。血清カルシウム値の低下に応じて、分泌が促進されます。
解説
正解は⑶です。骨軟化症とくる病では、ビタミンDの不足などにより骨の石灰化が障害されます。このとき骨をつくる働きは活発になるため、血清アルカリホスファターゼ値が上昇します。血清カルシウム値は低値または正常のことが多く、その低下に応じて副甲状腺ホルモンの分泌が促進されます。ビタミンDが不足すると腸管からのリンの吸収も減るため、血清リン値は低値を示します。骨端線の閉鎖前に起こるくる病では、下肢の変形などの骨の変形がみられます。
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