飢餓時の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
飢餓時の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 肝臓のグリコーゲンは保たれる。早い段階で分解され、枯渇します。
- ⑵ 糖新生の働きは抑えられる。血糖を保つため、糖新生は促進されます。
- ⑶ ケトン体は、脳では利用されない。ケトン体は脳でもエネルギー源として利用され、飢餓が長引くほど利用が進みます。
- ⑷ 体たんぱく質の分解は、次第に速まる。ケトン体の利用が進むにつれ、分解は抑えられていきます。
- ⑸ 血中のケトン体が増加する。脂肪酸の分解が進み、肝臓でケトン体がつくられて増加します。
解説
正解は⑸です。飢餓では、まず肝臓のグリコーゲンが分解されますが、これは早い段階で枯渇します。続いて、アミノ酸やグリセロールを材料とする糖新生が促進され、血糖が保たれます。同時に脂肪組織から脂肪酸が動員され、肝臓でケトン体がつくられて血中に増加します。ケトン体は脳でも利用できるため、飢餓が長引くほどケトン体の利用が進み、体たんぱく質の分解は次第に抑えられていきます。
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