一般臨床検査に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
一般臨床検査に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 尿たんぱくの検査は、主に肝機能の評価に用いられる。尿たんぱくは、腎疾患を見つける手がかりとして用いられます。
- ⑵ 尿ケトン体は、飢餓状態で陽性となる。糖質の利用が減り脂肪の分解が進むと、ケトン体が生じて尿中に現れます。
- ⑶ 尿ウロビリノーゲンは、健常者では陰性を示す。尿ウロビリノーゲンは、健常者でも弱陽性を示すのが通常です。
- ⑷ 尿比重は、脱水があっても変化しない。脱水では尿が濃縮され、尿比重は上昇します。
- ⑸ 便潜血検査は、上部消化管の出血を調べるものである。免疫学的な便潜血検査は、主に下部消化管の出血を調べます。
解説
正解は⑵です。尿検査では、糖、たんぱく、潜血、ケトン体などを調べます。尿ケトン体は、糖質の利用が減って脂肪の分解が進んだときに陽性となるため、飢餓、コントロール不良の糖尿病、激しい嘔吐が続いたときなどにみられます。尿たんぱくは健常者では陰性かごく微量で、腎疾患を見つける手がかりになります。尿比重は脱水では上昇します。また、免疫学的な便潜血検査は主に下部消化管の出血を調べるもので、大腸がん検診に用いられています。
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