社会的認知理論における結果期待に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ…
社会的認知理論における結果期待に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ その行動をとれば、よい結果が得られるという見通しをいう。行動の結果として何が得られるかについての見通しを、結果期待といいます。
- ⑵ 自分はその行動をうまく行えるという、自信についての見通しをいう。それは自己効力感で、結果期待とは区別されます。
- ⑶ オペラント条件づけの理論において、中心に置かれる概念である。結果期待はバンデューラの社会的認知理論の概念で、オペラント条件づけの中心概念ではありません。
- ⑷ 行動を起こした後に実際に受ける、報酬や罰そのものをいう。実際に受ける報酬や罰は強化と呼ばれるもので、結果期待は行動の結果についての見通しを指します。
- ⑸ 周囲の人が自分の行動をどう思っているかという認識をいう。周囲の人の考えについての認識は計画的行動理論の主観的規範にあたり、結果期待とは区別されます。
解説
正解は⑴です。社会的認知理論では、行動を左右する認知の要素として、自己効力感と結果期待の二つを区別しています。自己効力感が「自分はその行動をうまく行える」という見通しであるのに対し、結果期待は「その行動をとればよい結果が得られる」という見通しです。結果期待には、体調がよくなるといった身体面のものだけでなく、周囲から認められるといった社会的なものや、自分に満足できるといったものも含まれます。いずれも、他者の経験を見聞きすることで変化します。
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