メタボリックシンドロームと動脈硬化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ…
メタボリックシンドロームと動脈硬化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 内臓脂肪を減少させても、発症リスクは変わらない。内臓脂肪を減少させることで、発症リスクを低減できるとされています。
- ⑵ メタボリックシンドロームは、皮下脂肪の蓄積を共通の要因とする。共通の要因とされているのは内臓脂肪の蓄積です。
- ⑶ メタボリックシンドロームは、高LDLコレステロール血症の一部として位置づけられた。高LDLコレステロール血症とは独立したハイリスク状態として登場した概念です。
- ⑷ 危険因子が2つ重なった時点で、発症リスクは頭打ちとなる。重複する数が多いほど心血管疾患や脳血管疾患の発症リスクは高くなり、頭打ちにはなりません。
- ⑸ 動脈硬化性疾患の主たる危険因子は、高LDLコレステロール血症である。虚血性心疾患等の動脈硬化性疾患の主たる危険因子は、高LDLコレステロール血症とされています。
解説
正解は⑸です。虚血性心疾患等の動脈硬化性疾患の主たる危険因子は高LDLコレステロール血症ですが、メタボリックシンドロームは、これとは独立したハイリスク状態として登場した概念です。内臓脂肪の蓄積を共通の要因として、血糖高値、脂質異常、血圧高値を呈する病態であり、重複する数が多いほど心血管疾患や脳血管疾患の発症リスクが高くなることが分かっています。一方で、内臓脂肪を減少させることでそれらの発症リスクを低減できることから、特定健診・特定保健指導が内臓脂肪の蓄積に着目しています。
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