炎症性腸疾患の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
炎症性腸疾患の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ クローン病の寛解期は、脂質を積極的に増やす。クローン病では寛解期も含めて脂質を控えることが基本で、n-6系脂肪酸の過剰は再燃と関連します。
- ⑵ 寛解期には、食事の配慮は必要ない。寛解を保つため、寛解期にも食事や生活の配慮が必要です。
- ⑶ 活動期には、食物繊維を積極的に増やす。活動期は腸への刺激を減らすため、低残渣とします。
- ⑷ クローン病の活動期には、成分栄養剤が用いられる。消化を必要としない成分栄養剤は、腸を休めながら栄養を確保できます。
- ⑸ 潰瘍性大腸炎では、活動期にも脂質を制限する必要はない。活動期には腸への負担を減らすため、脂質は控えめにします。
解説
正解は⑷です。炎症性腸疾患の栄養管理では、活動期と寛解期で対応が変わります。活動期には腸への刺激を減らすため低残渣とし、脂質も制限します。とくにクローン病では、消化をほとんど必要としない成分栄養剤を用いることで、腸を休めながら栄養を確保する方法が有効とされています。寛解期には食べられる範囲が広がりますが、寛解を保つために食事や生活への配慮は続けます。
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