肥満と脂肪組織に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
肥満と脂肪組織に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 脂肪細胞は、生理活性物質を分泌する。脂肪組織は内分泌器官でもあり、アディポサイトカインを分泌します。
- ⑵ 肥満では、アディポネクチンの分泌が増加する。内臓脂肪が蓄積するとアディポネクチンの分泌は減少します。
- ⑶ 褐色脂肪細胞は、エネルギーを中性脂肪として蓄える。中性脂肪を蓄えるのは白色脂肪細胞で、褐色脂肪細胞は熱を産生します。
- ⑷ 内臓脂肪が蓄積すると、インスリン感受性が高まる。インスリン抵抗性が高まり、感受性は低下します。
- ⑸ BMIは、体脂肪の分布を示す。BMIは体格を示す指標で、脂肪の分布は腹囲などで評価します。
解説
正解は⑴です。脂肪組織はエネルギーを蓄えるだけでなく、アディポサイトカインと呼ばれる生理活性物質を分泌する内分泌器官でもあります。内臓脂肪が蓄積すると、インスリン感受性を高める方向に働くアディポネクチンの分泌が減り、炎症やインスリン抵抗性に関わる物質の分泌が増えます。この変化が、高血糖、血圧高値、脂質異常が重なる背景にあります。中性脂肪を蓄えるのは白色脂肪細胞で、褐色脂肪細胞は熱の産生に関わります。
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