炎症性腸疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
炎症性腸疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 潰瘍性大腸炎は、20歳代より70歳代の発症が多い。潰瘍性大腸炎の発症は20〜30歳代に多く、若年層に好発します。
- ⑵ 潰瘍性大腸炎では、病変が飛び飛びに現れる。飛び石状の病変はクローン病の特徴で、潰瘍性大腸炎の病変は連続性です。
- ⑶ 潰瘍性大腸炎の病変は、大腸に限られる。潰瘍性大腸炎は大腸粘膜に連続性の病変をつくり、小腸には及びません。
- ⑷ クローン病の病変は、大腸に限られる。クローン病は口から肛門までの消化管のどこにでも病変ができます。
- ⑸ クローン病の活動期には、高脂肪食が勧められる。活動期には脂質を制限し、低残渣・低脂肪の食事とします。
解説
正解は⑶です。潰瘍性大腸炎とクローン病は、いずれも原因が明らかでない慢性の炎症性腸疾患で、20〜30歳代の若年層に好発します。潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に連続性の病変をつくり、直腸から連続して広がるのが特徴で、血便を伴う下痢がみられます。一方、クローン病は口から肛門までの消化管のどこにでも、飛び石状に全層性の病変をつくります。食事療法では、いずれも活動期には低残渣とし、とくにクローン病では脂質を制限して成分栄養剤などを用います。
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