水溶性ビタミンの体内動態に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
水溶性ビタミンの体内動態に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ ビタミンB1の必要量は、たんぱく質摂取量に応じて増える。ビタミンB1の必要量は、エネルギー摂取量に応じて増加します。
- ⑵ 水溶性ビタミンは、体内に大量に蓄積される。水溶性ビタミンは蓄積されにくく、余剰分は尿中へ排泄されます。
- ⑶ ビタミンCは、ヒトの体内で合成できる。ヒトはビタミンCを合成できないため、食事から摂取する必要があります。
- ⑷ 葉酸の耐容上限量は、食品に含まれる葉酸を対象に設定されている。葉酸の耐容上限量は、サプリメントや強化食品に含まれるプテロイルモノグルタミン酸を対象に設定されています。
- ⑸ 組織が飽和すると、尿中への排泄量が増える。水溶性ビタミンは組織が飽和すると、それ以上は保持されずに尿中へ排泄されます。
解説
正解は⑸です。水溶性ビタミンは体内に蓄積されにくく、組織が飽和するとそれ以上は保持されず、余剰分が尿中へ排泄されます。そのため、多量に摂取しても過剰症は起こりにくい一方で、毎日こまめに摂取する必要があります。ビタミンB1のように、必要量がエネルギー摂取量に応じて増えるものもあります。なお葉酸には耐容上限量が設定されていますが、その対象はサプリメントや強化食品に含まれるプテロイルモノグルタミン酸です。ヒトはビタミンCを体内で合成できないため、食事からの摂取が欠かせません。
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