フレイルに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
フレイルに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 判定に用いるJ-CHS基準は、握力と歩行速度の2項目からなる。J-CHS基準は、体重減少・疲労感・活動量の低下・歩行速度の低下・握力の低下の5項目からなります。
- ⑵ いったんフレイルとなると、健常な状態に戻ることはない。フレイルは可逆的な状態であり、栄養や運動などの介入により健常な状態に戻り得ます。
- ⑶ 健常と要介護状態の中間に位置し、可逆性がある。フレイルは健常と要介護の中間の状態で、可逆性があり適切な介入により改善が期待できます。
- ⑷ 予防のためには、たんぱく質の摂取を制限することが推奨される。フレイルの予防には十分なたんぱく質の摂取が重要で、制限は筋肉量の減少を招きます。
- ⑸ サルコペニアと同義である。サルコペニアは骨格筋量と筋力の低下を指す概念で、フレイルより狭い範囲を表します。
解説
正解は⑶です。フレイルは加齢に伴って予備能力が低下し、健常な状態と要介護状態の中間に位置する状態です。身体的な側面に加え、認知機能低下や抑うつなどの精神心理的側面、閉じこもりや孤立などの社会的側面も含む幅広い概念です。判定にはJ-CHS基準が広く用いられ、体重減少・疲労感・活動量の低下・歩行速度の低下・握力の低下の5項目でみます。重要なのは可逆性があることで、十分なたんぱく質やエネルギーの摂取、運動、社会参加によって健常な状態に戻り得ます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。