ネフローゼ症候群に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
ネフローゼ症候群に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 食事療法では、たんぱく質を著しく増量することが基本となる。たんぱく質の過剰摂取は腎への負担となるため、著しい増量は行いません。
- ⑵ 診断の基準となる尿たんぱく量は、1日0.15g以上である。成人のネフローゼ症候群の診断では、1日3.5g以上のたんぱく尿が持続することが基準となります。
- ⑶ 低アルブミン血症により膠質浸透圧が低下し、浮腫を生じる。大量のたんぱく尿により血清アルブミンが低下すると膠質浸透圧が下がり、水分が組織へ移動して浮腫を生じます。
- ⑷ 主な病態は、糸球体基底膜の透過性の低下である。病態は糸球体基底膜の透過性が亢進し、たんぱく質が尿中へ漏れ出ることです。
- ⑸ 血清脂質は低下する。肝臓でのリポたんぱく質合成が亢進するため、血清脂質はむしろ上昇し脂質異常症を伴います。
解説
正解は⑶です。ネフローゼ症候群は、糸球体基底膜の透過性が亢進して大量のたんぱく質が尿中へ失われ、低アルブミン血症をきたす病態です。血漿膠質浸透圧が低下することで血管内の水分が組織へ移動し、全身の浮腫を生じます。また、肝臓でのリポたんぱく質合成が亢進するため脂質異常症を伴います。成人では1日3.5g以上のたんぱく尿と血清アルブミンの低下が診断の基準となり、食事療法では食塩の制限が中心となります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。