細胞の増殖と分化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
細胞の増殖と分化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 幹細胞は、自己複製能をもたない。幹細胞は自己複製能と、複数の細胞へ分化する能力を併せもつ細胞です。
- ⑵ ネクローシスでは、細胞が縮小し、DNAが規則的に断片化する。細胞の縮小とDNAの規則的な断片化はアポトーシスの特徴で、ネクローシスでは細胞が膨潤し崩壊します。
- ⑶ 分化した細胞では、細胞の種類ごとにゲノムDNAの塩基配列そのものが異なる。分化しても塩基配列は基本的に同じで、細胞ごとに異なるのは発現している遺伝子です。
- ⑷ 細胞周期のS期では、細胞質分裂が起こる。S期はDNAが複製される時期で、細胞質分裂が起こるのはM期です。
- ⑸ アポトーシスは、遺伝子に制御された細胞死であり、周囲に炎症を起こしにくい。アポトーシスでは細胞が縮小して断片化し、貪食されるため、周囲に炎症を起こしにくいのが特徴です。
解説
正解は⑸です。アポトーシスは遺伝子に制御された細胞死で、細胞は縮小し、DNAはヌクレオソーム単位で規則的に断片化し、断片化した細胞はマクロファージなどに貪食されるため周囲に炎症を起こしにくいのが特徴です。これに対しネクローシスは、傷害によって細胞が膨潤・崩壊し、内容物が漏れ出すため炎症を伴います。細胞周期はG1期、DNAを複製するS期、G2期、分裂が起こるM期からなり、分化は塩基配列の変化ではなく、発現する遺伝子の違いによって生じます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。