細胞骨格に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
細胞骨格に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 中心体は、アクチンフィラメントをつくる中心となる。中心体は微小管をつくる中心であり、アクチンフィラメントの形成の場ではありません。
- ⑵ 繊毛の内部は、中間径フィラメントが束になって構成される。繊毛の内部は微小管が規則正しく並んだ構造で、中間径フィラメントではありません。
- ⑶ 中間径フィラメントは、細胞骨格の中で最も細い構造である。中間径フィラメントの太さは中ほどで、最も細いのはアクチンフィラメントです。
- ⑷ アクチンフィラメントの主成分は、ケラチンである。アクチンフィラメントの主成分はアクチンです。ケラチンは中間径フィラメントをつくるたんぱく質です。
- ⑸ 微小管は、チューブリンが重合した管状の構造である。微小管はチューブリンが重合してできた中空の管で、物質輸送の軌道や紡錘体の材料になります。
解説
正解は⑸です。微小管はチューブリンが重合してできた中空の管状の構造で、細胞内の物質輸送の軌道となり、分裂期には紡錘体をつくります。繊毛や鞭毛の内部も微小管が規則正しく並んでできており、その形成の中心となるのが中心体です。細胞骨格にはこのほか、アクチンが連なったアクチンフィラメントと、ケラチンなどからなる中間径フィラメントがあります。三つのうち最も細いのはアクチンフィラメントで、細胞の形を保つ働きや細胞の運動に関わります。太さと主成分を組にして覚えましょう。
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