地域保健と職域保健に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
地域保健と職域保健に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 地域保健法に基づく保健所は、市町村が設置する。保健所を設置するのは都道府県、指定都市、中核市、特別区などで、市町村が設置するのは市町村保健センターです。
- ⑵ 都道府県単位・地域単位の協議会等で、情報の交換及び分析や健康課題の明確化が行われる。地域・職域連携の協議会等では、情報の交換及び分析、健康課題の明確化、各種事業の共同実施等が行われます。
- ⑶ 健診・検診プログラムのアウトカム評価では、受診率や実施件数を指標とする。受診率や実施件数はアウトプット評価の指標です。アウトカム評価では有所見率や生活習慣の改善状況などをみます。
- ⑷ 地域保健のサービスは、市町村の状況にかかわらず全国一律である。市町村ごとに財政状況や人的資源、社会資源が異なるため、提供できるサービスやその方法は異なります。
- ⑸ 市町村では、国保部門と衛生部門は独立して保健指導を展開することが望ましい。健診・保健指導を効果的に実施するには、国保部門と衛生部門が十分な連携を取ることが重要とされています。
解説
正解は⑵です。地域保健と職域保健は対象や組織体制が異なりますが、労働者も職場を離れれば地域の生活者であり、退職後は地域住民として国民健康保険の対象者となるため、両者の連携が重要になります。そのため都道府県単位・地域単位の協議会等を設け、情報の交換及び分析、健康課題の明確化、各種事業の共同実施及び連携などを行います。事業の評価はストラクチャー・プロセス・アウトプット・アウトカムに分けて行い、受診率や実施件数はアウトプットの指標です。保健所を設置するのは都道府県、指定都市、中核市、特別区などです。
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