A さんのパニック発作は消失し、不眠も改善したため、睡眠薬の服用は終了となった。…
A さんのパニック発作は消失し、不眠も改善したため、睡眠薬の服用は終了となった。A さんは「もともと手足が冷えて寝つきが悪かったから、睡眠薬がなくなることが心配です。自分で工夫できることはあるでしょうか」と看護師に尋ねた。看護師が以前の睡眠状況を尋ねると、睡眠時間は23 時から6 時までの7 時間であった。A さんの睡眠へのセルフケアに対する看護師の指導で適切なのはどれか。
- ⑴ 「休日は昼まで寝るようにしましょう」休日に昼まで寝ることは、生活リズムを乱し夜間の睡眠に影響するおそれがあります。
- ⑵ 「帰宅後に短時間の睡眠をとりましょう」帰宅後の仮眠は、夜間の入眠を妨げるおそれがあり勧められません。
- ⑶ 「寝る前に熱めのお風呂に浸かると良いですよ」就寝の直前に熱い湯に入ると体が興奮し、かえって入眠を妨げるおそれがあります。
- ⑷ 「眠くなってからベッドに横になると良いですよ」次の文を読み118~120 の問いに答えよ。大型の台風が直撃するという予報を受けて、午前9 時、病院では災害対策本部が立ち上がった。また、病院の所在する市から避難所への看護師派遣の要請を受け、対応することになった。眠くなってからベッドに横になることで、ベッドと睡眠のつながりが保たれ、入眠しやすくなります。
解説
正解は⑷です。眠くなってからベッドに横になるようにすると、ベッドで長く目が冴えたまま過ごすことが減り、ベッドと睡眠とのつながりを保ちやすくなるため、良い睡眠習慣(睡眠衛生)の工夫の一つとされています。休日に昼まで寝ることや帰宅後の仮眠は生活リズムを乱すおそれがあり、就寝の直前に熱い湯に入ることも体を興奮させて入眠を妨げるおそれがあるため、いずれも勧められる対応ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成