A さんは Basedow〈バセドウ〉病と診断され抗甲状腺薬での治療が開始された…
A さんは Basedow〈バセドウ〉病と診断され抗甲状腺薬での治療が開始された。Basedow diseaseA さんには、疾患を正しく理解し、定期受診や内服の自己管理が行えるよう指導が行われた。A さんは「薬が必要だと分かったけれど、副作用が怖い」と訴えている。早めの受診が必要な副作用(有害事象)はどれか。
- ⑴ 口渇口渇は他の要因でも生じやすい症状であり、緊急の受診が必要な副作用のサインとまではいえません。
- ⑵ 脱毛脱毛は気になる症状ですが、緊急の受診が必要な副作用のサインとまではいえません。
- ⑶ 発熱発熱は白血球減少という重い副作用の初期症状であるおそれがあり、早めの受診が必要です。
- ⑷ 皮膚の搔痒感皮膚の搔痒感は気になる症状ですが、緊急の受診が必要な副作用のサインとまではいえません。
解説
正解は⑶です。抗甲状腺薬には、まれに白血球(主に好中球)が急激に減少する重い副作用があり、その初期症状として発熱がみられることがあるため、発熱時は感染症の悪化を防ぐためにも早めの受診が必要とされています。口渇や脱毛、皮膚の搔痒感も気になる症状ではありますが、発熱でみられるような緊急性の高い副作用のサインとまではいえません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成