A さんは腹腔鏡を用いた気腹法による左半結腸切除術を受けることになった。入院に付…
A さんは腹腔鏡を用いた気腹法による左半結腸切除術を受けることになった。入院に付き添ってきた妻は「腸を半分も切ると言われて驚いてしまいました。ずいぶん切るそうですが、どんな手術になるのかしら」と話した。A さんの手術について正しいのはどれか。
- ⑴ 局所麻酔で行う。腹腔鏡下手術は全身麻酔で行われるものであり、局所麻酔で行うものではありません。
- ⑵ 上行結腸側を切除する。左半結腸切除術は下行結腸側を中心とした切除であり、上行結腸側の切除ではありません。
- ⑶ 20 cm 程の切開創ができる。腹腔鏡下手術は小さな切開創を複数作って行うため、20 cmにも及ぶ大きな切開創にはなりません。
- ⑷ 二酸化炭素を腹腔内に入れる。腹腔鏡下手術では、腹腔内に二酸化炭素を注入して手術のための空間を作り出します。
解説
正解は⑷です。腹腔鏡下手術では、腹腔内に二酸化炭素を注入して膨らませることで、腹腔内に手術のための空間を作り出し、器具を操作しやすくします。この手術は全身麻酔で行われ、局所麻酔で行うものではありません。左半結腸切除術は下行結腸側を中心とした切除であり上行結腸側の切除ではなく、腹腔鏡下手術は小さな切開創を複数作って行うため、20 cmにも及ぶ大きな切開創にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成