A さんから「2 人とも高齢なので、災害が起こった時に避難できるかどうか心配です…
A さんから「2 人とも高齢なので、災害が起こった時に避難できるかどうか心配です」と話があった。訪問看護師によるA さんへの説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 「自宅内の避難経路を点検してください」自宅内の避難経路をあらかじめ点検しておくことは、現実的で基本的な災害への備えです。
- ⑵ 「訪問看護師は災害が発生したらすぐに誘導します」訪問看護師が災害発生時に必ずすぐ誘導できるとは限らず、確実な対応として約束すべきではありません。
- ⑶ 「災害が発生してから近くの避難所の場所を確認しましょう」避難所の場所は災害が起きてからではなく、事前に確認しておくべき内容です。
- ⑷ 「災害発生時は長女さんの家族が来てから避難してください」次の文を読み94~96 の問いに答えよ。A さん(55 歳、男性)は会社の健康診断で便潜血が陽性となった。他の検査項目に異常がなかったため、精密検査を受けなかった。6 か月後、妻の強い勧めで病院を受診し「体調に変化がなかったので、仕事を優先していました。たくさん検査を受けないといけないのですね」と話した。A さんに特記すべき既往歴はない。長女の到着を待ってから避難するという考え方は、避難の遅れにつながる危険な対応です。
解説
正解は⑴です。災害への備えとして、まずは自宅内に避難の妨げとなる物がないか、避難経路が確保されているかを日ごろから点検しておくことが基本的で現実的な対応です。訪問看護師がどのような状況でも必ずすぐに誘導できるとは限らず、避難所の場所は災害が起きてからではなく事前に確認しておくべきであり、長女の到着を待ってから避難するという対応は、状況によっては避難の遅れにつながる危険な考え方です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成