創傷の治癒過程において肉芽組織が形成されるのはどれか。
創傷の治癒過程において肉芽組織が形成されるのはどれか。
- ⑴ 炎症期炎症期は炎症反応が中心の段階であり、肉芽組織が本格的に形成される段階ではありません。
- ⑵ 止血期止血期は出血を止めることが中心の段階であり、肉芽組織が形成される段階ではありません。
- ⑶ 出血期出血期は出血が生じている段階であり、肉芽組織が形成される段階ではありません。
- ⑷ 成熟期成熟期はすでに形成された組織が整理・変化していく段階であり、肉芽組織が新たに作られる段階ではありません。
- ⑸ 増殖期増殖期には傷の欠損部を埋めるように新しい肉芽組織が形成されます。
解説
正解は⑸です。創傷の治癒過程では、止血期と炎症期を経たあと、傷の欠損部を埋めるように新しい血管や結合組織に富んだ肉芽組織が作られる増殖期に入ります。増殖期に形成された肉芽組織はその後、成熟期にかけて線維成分が整理されて瘢痕組織へと変化していきます。止血期や炎症期はまだ出血の制御や炎症反応が中心の段階であり、成熟期はすでに肉芽組織が形作られたあとの組織が整えられていく段階です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成