多発性筋炎と診断された成人の症状について正しいのはどれか。polymyositi…
多発性筋炎と診断された成人の症状について正しいのはどれか。polymyositis
- ⑴ 両頰に紅斑がある。両頰の紅斑は皮膚筋炎でみられる皮膚症状であり、多発性筋炎そのものの特徴的な所見ではありません。
- ⑵ 足関節が動かせない。多発性筋炎では体幹に近い筋肉の筋力低下が特徴であり、足関節が動かせないという末梢の障害は典型的ではありません。
- ⑶ 物を持ち上げられない。多発性筋炎では近位筋の筋力低下が特徴で、物を持ち上げる動作が困難になりやすいです。
- ⑷ 温熱刺激で手指が白色になる。温熱刺激ではなく寒冷刺激で手指が白色になるレイノー現象は、多発性筋炎そのものの特徴的な所見とは異なります。
解説
正解は⑶です。多発性筋炎は主に体幹に近い筋肉(近位筋)に炎症が生じる疾患であり、腕を上げたり物を持ち上げたりする動作が困難になることが特徴的な症状です。両頰の紅斑は皮膚症状を伴う皮膚筋炎でみられる所見であり、多発性筋炎そのものの特徴とは異なります。足関節の運動障害は体幹から離れた末梢の筋力低下を示し、温熱刺激で手指が白色になる現象はレイノー現象と呼ばれ、いずれも多発性筋炎に特徴的な所見とは異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成