一次救命処置〈BLS〉で心停止と判断するのはどれか。
一次救命処置〈BLS〉で心停止と判断するのはどれか。
- ⑴ 奇脈奇脈は血圧の変動を示す所見であり、BLSにおける心停止の判断基準ではありません。
- ⑵ 昏睡昏睡は意識レベルの評価であり、それだけでBLSにおける心停止と判断する基準ではありません。
- ⑶ 死戦期呼吸死戦期呼吸は有効な換気ができていない状態を示し、BLSでは心停止に準じて対応する所見です。
- ⑷ 四肢のチアノーゼ四肢のチアノーゼは酸素化の低下を示す所見ですが、それだけで心停止と判断する基準ではありません。
解説
正解は⑶です。死戦期呼吸は、しゃくり上げるような不規則な呼吸で、一見呼吸しているように見えても有効な換気ができていない状態であり、一次救命処置〈BLS〉ではこれを正常な呼吸とはみなさず、心停止に準じて直ちに胸骨圧迫を開始する対象と判断します。奇脈や昏睡、四肢のチアノーゼは重要な所見ではありますが、これら単独でBLSにおける心停止の判断基準とされているものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成