発災1 時間後、町内の避難所に救護所が開設され、A 病院から応援の看護師が派遣さ…
発災1 時間後、町内の避難所に救護所が開設され、A 病院から応援の看護師が派遣された。救護所には簡易ベッド、処置台、医療資材、ホワイトボードが設置されている。数十分後には救護所に多数の傷病者が来ることを想定し準備を行った。救護所の看護師が行う準備で優先されるのはどれか。
- ⑴ 医療資材の使用期限確認医療資材の使用期限確認は重要な管理業務ですが、目前の患者急増への対応としての優先度は低くなります。
- ⑵ 24 時間体制の看護師の確保24時間体制の確保は運営上必要ですが、直後に多数の傷病者を受け入れる準備としては優先度が下がります。
- ⑶ 医療処置前に契約する同意書の作成災害時の緊急対応では通常の同意書作成にこだわるより、迅速な処置とトリアージが優先されます。
- ⑷ 医療機関別の救急受け入れ先リストの確認受け入れ先の確認は搬送の調整に必要ですが、目前の患者急増に備える準備としての優先度は下がります。
- ⑸ トリアージ別に傷病者が待機する区域の確保トリアージ区分ごとの待機区域を確保しておくことで、多数の傷病者が来ても混乱なく対応を進められます。
解説
正解は⑸です。まもなく多数の傷病者が来ることが想定される状況では、重症度に応じて優先順位をつけるトリアージを行い、その区分ごとに傷病者が待機できる区域をあらかじめ確保しておくことが、限られた人手と資材で混乱なく対応するために最も優先される準備です。使用期限の確認や勤務体制、受け入れ先リストの整備、同意書の準備も必要な業務ですが、目前に迫った患者急増への対応としては、トリアージ区域の確保がまず優先されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成