母親は外来看護師に「姉のB は最近、私に甘えて傍を離れません。A の世話でBに関…
母親は外来看護師に「姉のB は最近、私に甘えて傍を離れません。A の世話でBに関わる時間が少ないので、短時間でもB とだけじっくり関われるようにしたいです」と話した。父親は会社員で夜の帰りが遅い。父親がB ちゃんを保育所へ送り、母親がA ちゃんを連れて迎えに行く。両親は、A ちゃんの育児をできるだけ在宅で行いたいと思っており、訪問看護を週1 回1 時間利用している。このときの外来看護師の母親への返答で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「B ちゃんにA ちゃんの状況を説明しましょう」説明も大切ですが、母親が求めているのはB ちゃんと関わる時間の確保であり、直接の解決にはなりません。
- ⑵ 「お父さんに保育所のお迎えもしてもらいましょう」父親は帰宅が遅く、これ以上の役割追加は現実的でない可能性があり、家族の状況を十分に考慮していません。
- ⑶ 「B ちゃんを預かるファミリーサポートを利用しましょう」新しい人やサービスを導入することは、家族にとって負担や不安を伴う可能性があり、まず検討すべき選択ではありません。
- ⑷ 「訪問看護の時間をB ちゃんのお迎えの時間にできるか相談してみましょう」既に利用している訪問看護の時間を活用すれば、新たな負担なくB ちゃんと関わる時間を確保しやすくなります。
解説
正解は⑷です。両親は在宅育児を続けたいと考えており、既に訪問看護を週1回利用しています。新たなサービスを導入せず、既存の訪問看護の時間帯をB ちゃんの迎えの時間に調整できないか相談することは、母親の負担を増やさずにB ちゃんと過ごす時間を確保できる現実的な提案です。父親の負担を増やす提案や新しい社会資源の導入は、状況を十分踏まえた上で検討すべきであり、まず今ある資源の活用を検討することが優先されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成