A さんの入院時のアセスメントで適切なのはどれか。
A さんの入院時のアセスメントで適切なのはどれか。
- ⑴ 栄養状態は良好である。アルブミンは3.1g/dLと基準値より低く、栄養状態が良好とはいえません。
- ⑵ 高カリウム血症である。血清カリウム値は4.0mEq/Lで基準範囲内にとどまっており、高カリウム血症とはいえません。
- ⑶ 肺水腫の危険性がある。pulmonary edema急な体重増加や下肢の浮腫、肺野の水泡音などから体液が過剰にたまっており、肺水腫の危険性が高いと考えられます。
- ⑷ 血糖コントロールは良好である。HbA1cは8.5%と目標とされる範囲を上回っており、血糖コントロールが良好であるとはいえません。
解説
正解は⑶です。Aさんは1か月で体重が5kg増加し、労作時の息切れ、肺野の水泡音、下肢の浮腫がみられ、体液が過剰にたまっている状態がうかがえます。腎機能の低下(eGFR15)により体液の調節能力も低下しているため、肺水腫を起こす危険性が高い状態にあると判断できます。呼吸数の増加や血圧上昇もこの体液過剰を裏づける所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成