ヤーロムの集団精神療法の治療的因子のうち、普遍性に関する説明はどれか。Yalom…
ヤーロムの集団精神療法の治療的因子のうち、普遍性に関する説明はどれか。Yalom, I. D.
- ⑴ これまで知らなかった情報や助言を得ることができる。新しい情報や助言を得ることは「情報の伝達」という別の治療的因子に該当し、普遍性の説明ではありません。
- ⑵ 人間の生や死、生きる意味について考えることができる。生や死、生きる意味について考えることは「実存的因子」と呼ばれる別の治療的因子に該当します。
- ⑶ 他の人の回復と成長が、自分の回復と成長への希望となる。他者の回復が自分の希望になることは「希望をもたらすこと」という別の治療的因子を表しています。
- ⑷ 自分の抱えている問題は、自分だけが抱えている問題ではないと気付く。自分の問題は自分だけのものではないと気付くことは、普遍性という治療的因子を表す説明です。
解説
正解は⑷です。ヤーロムの治療的因子における普遍性とは、集団の中で他者も自分と同じような悩みや苦しみを抱えていることに気付き、自分だけではないと感じることで安心感を得られる効果を指します。この設問の選択肢の中では、自分の問題を自分だけのものではないと気付く記述が普遍性に対応します。集団精神療法にはこのほかにも複数の治療的因子が挙げられています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成