廃用症候群の説明で適切なのはどれか。disuse syndrome
廃用症候群の説明で適切なのはどれか。disuse syndrome
- ⑴ がん患者ではみられない。廃用症候群は長期臥床や不活動があれば誰にでも起こり得るもので、がん患者にみられないわけではありません。
- ⑵ 尿管結石を発症しやすい。不動による骨からのカルシウム溶出が尿中カルシウム濃度を高め、尿路結石を発症しやすくします。
- ⑶ 加齢とともに進行は遅くなる。加齢とともに身体の予備能が低下するため、廃用症候群はむしろ進行しやすくなります。
- ⑷ 二次的に高血圧を発症しやすい。廃用症候群では二次的に起立性低血圧が生じやすく、高血圧が代表的な合併症というわけではありません。
解説
正解は⑵です。廃用症候群では、安静や不動によって骨からカルシウムが溶け出しやすくなり、尿中のカルシウム濃度が高まることで尿路結石を発症しやすくなります。廃用症候群はがん患者を含め、長期臥床や不活動があれば誰にでも起こり得るもので、がん患者に限ってみられないわけではありません。また加齢とともに身体機能の予備能が低下するため、廃用症候群は進行しやすくなり、二次的には血圧が下がりやすい起立性低血圧が問題となることが多く、高血圧が代表的というわけではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成