尿比重が低くなるのはどれか。
尿比重が低くなるのはどれか。
- ⑴ 糖尿病diabetes mellitus糖尿病では尿中に糖が排泄されるため、尿比重はむしろ高くなります。
- ⑵ 尿崩症diabetes insipidus抗利尿ホルモンの作用不足により水の再吸収が進まず、大量の薄い尿が出るため尿比重は低くなります。
- ⑶ 水欠乏性脱水水欠乏性脱水では抗利尿ホルモンの分泌が高まり尿が濃縮されるため、尿比重はむしろ高くなります。
- ⑷ ネフローゼ症候群nephrotic syndromeネフローゼ症候群では尿中に蛋白質が多く排泄されるため、尿比重はむしろ高くなります。
解説
正解は⑵です。尿崩症は抗利尿ホルモン(バソプレシン)の分泌低下や作用低下により、腎臓での水の再吸収が進まなくなる病態です。その結果、大量の薄い尿が排泄されるため尿比重は低くなります。糖尿病では尿中に糖が排泄されるため比重は高くなり、水欠乏性脱水では体内の水分不足を補おうと抗利尿ホルモンの分泌が高まり尿は濃縮されて比重は高くなります。ネフローゼ症候群では尿中に蛋白が多く排泄されるため、尿比重はむしろ高くなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成