Fowler〈ファウラー〉位で膝窩に枕を挿入する理由で正しいのはどれか。
Fowler〈ファウラー〉位で膝窩に枕を挿入する理由で正しいのはどれか。
- ⑴ 頸部の前屈を防ぐ。頸部の前屈を防ぐには頭部や肩の下に入れる枕の調整が関係し、膝窩の枕の目的ではありません。
- ⑵ 上半身のずれを防ぐ。膝関節を軽く屈曲させることで、体幹が足の方向へずり落ちるのを防ぐことができます。
- ⑶ 脊柱の生理的弯曲を保つ。脊柱の生理的弯曲を保つには背部全体を支える工夫が関係し、膝窩の枕の目的ではありません。
- ⑷ 尖足を防ぐ。尖足の予防には足底に当てる枕や補助具が関係し、膝窩の枕の目的ではありません。
解説
正解は⑵です。Fowler位は上半身を挙上する体位のため、そのままでは重力によって体幹が足の方向へずり落ちやすくなります。膝窩に枕を入れて膝関節を軽く屈曲させておくことで、体幹がずり下がるのを防ぎ、安定した姿勢を保つことができます。頸部の前屈防止には頭部や肩の下に置く枕の調整が、脊柱の生理的弯曲の保持には背部全体の支持が、尖足の予防には足底に当てる枕や補助具がそれぞれ関係し、膝窩の枕の目的とは異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成