禁酒を指導されている患者が「禁酒できたらもっと健康的な生活になるね。自分は我慢強…
禁酒を指導されている患者が「禁酒できたらもっと健康的な生活になるね。自分は我慢強いところがあるからやれると思う」と話し、3 週間禁酒を続けている。患者の行動変容を促したのはどれか。
- ⑴ 自己洞察自己洞察は自分の内面を客観的に見つめる力を指し、行動をやり遂げられるという自信を語った発言とは異なります。
- ⑵ 自己効力感自分は我慢強く禁酒をやり遂げられるという自信の表明は、行動変容を支える自己効力感にあたります。
- ⑶ 自己中心性自己中心性は他者の視点を取り入れにくい傾向を指し、今回の発言の内容とは異なります。
- ⑷ 自己同一性自己同一性は自分が一貫した存在であるという感覚を指し、行動をやり遂げられるという自信とは異なる概念です。
解説
正解は⑵です。自己効力感とは、ある行動を自分の力でうまくやり遂げられるという見込み感を指します。この患者は「自分は我慢強いところがあるからやれると思う」と、自分の禁酒継続能力に対する自信を語っており、これが行動変容を支えたと考えられます。自己洞察は自分の内面を客観的に見つめる力、自己中心性は他者の視点を取り入れにくい傾向、自己同一性は自分が一貫した存在であるという感覚であり、いずれも今回の発言の内容とは異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成