肺血栓塞栓症の確定診断に用いるのはどれか。pulmonary thromboem…
肺血栓塞栓症の確定診断に用いるのはどれか。pulmonary thromboembolism
- ⑴ D ダイマー血栓が溶解される過程で生じる分解産物であるDダイマーは、血栓の存在を反映して上昇します。
- ⑵ ヘモグロビンヘモグロビンは貧血の程度を評価する指標であり、血栓の存在を直接示すものではありません。
- ⑶ プロトロンビン時間〈PT〉プロトロンビン時間は主に出血傾向や凝固因子の異常を調べる検査であり、血栓の存在を直接示す検査ではありません。
- ⑷ 活性化部分トロンボプラスチン時間〈APTT〉活性化部分トロンボプラスチン時間も凝固因子の異常を調べる検査であり、血栓の存在を直接示す検査ではありません。
解説
正解は⑴です。Dダイマーは血管内で形成された血栓が線溶系によって溶解される過程で生じる分解産物であり、肺血栓塞栓症が疑われる患者では著明に上昇します。選択肢の中では血栓の存在を最も反映する検査であり、数値が低ければ肺血栓塞栓症の可能性を低く見積もる根拠としても使われます。ヘモグロビンは貧血の評価、PTとAPTTは主に出血傾向や凝固因子の異常を評価する検査であり、血栓の存在そのものを示す検査ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成