包帯法で前腕部を固定した場合の観察項目で適切なのはどれか。
包帯法で前腕部を固定した場合の観察項目で適切なのはどれか。
- ⑴ 悪寒の有無悪寒は感染などの全身状態を示す所見であり、前腕部の包帯固定に伴う循環障害の観察項目ではありません。
- ⑵ 末梢冷感の有無末梢冷感の有無は、包帯による締め付けで末梢の血流が妨げられていないかを示す重要な観察項目です。
- ⑶ 全身倦怠感の有無全身倦怠感は全身状態を示す所見であり、前腕部の包帯固定に伴う循環障害の観察項目ではありません。
- ⑷ 上腕動脈の触知の有無上腕動脈の触知は、前腕部の末梢循環を直接評価する項目としては適切ではありません。
解説
正解は⑵です。前腕部を包帯で固定した後は、締め付けによって末梢の血流が妨げられていないかを確認するため、指先の色調とともに末梢冷感の有無を観察することが重要です。冷感やしびれ、皮膚色の変化がみられる場合は循環障害を疑い、包帯を巻き直す必要があります。悪寒や全身倦怠感は感染などの全身状態を示す所見であり、上腕動脈の触知は前腕の包帯固定による循環評価としては直接的な観察項目ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成