医療者間のコミュニケーションのエラーを防ぐために適切なのはどれか。
医療者間のコミュニケーションのエラーを防ぐために適切なのはどれか。
- ⑴ 薬剤の単位は省略する。薬剤の単位を省略すると桁の読み違いや誤認につながる危険があり、正確に記載・伝達する必要があります。
- ⑵ 与薬の指示は口頭で行う。与薬の指示を口頭のみで行うと聞き間違いが起こりやすく、原則として文書による指示とすべきです。
- ⑶ 伝えられた情報の内容を復唱し確認し合う。情報を復唱して確認し合うことで、聞き間違いや思い込みによる誤りをその場で発見できます。
- ⑷ 伝えられた情報の不明点に関する質問は控える。不明点の質問を控えると、誤りに気づく機会を失うことになり、安全確保のためには積極的な確認が必要です。
解説
正解は⑶です。医療者間のコミュニケーションエラーを防ぐには、伝えられた情報を復唱して内容を確認し合うこと(リードバック)が有効です。聞き間違いや思い込みによる誤りを、その場で発見し訂正することができます。薬剤の単位を省略すると桁の誤認につながる危険があり、与薬の指示は口頭ではなく文書で確実に残すことが原則です。不明点を質問しないことは、誤りに気づく機会を自ら手放すことになり、安全確保の観点から避けるべき対応です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成