腹部の図を示す。胆囊炎でみられる腹痛の典型的な部位はどれか。cholecysti…
腹部の図を示す。胆囊炎でみられる腹痛の典型的な部位はどれか。cholecystitis
- ⑴ ①①は胆嚢が存在する右季肋部の位置に対応し、胆嚢炎の腹痛の典型部位です。
- ⑵ ②②は右季肋部とは異なる腹部の位置を示しており、胆嚢炎に特徴的な典型部位ではありません。
- ⑶ ③③は右季肋部とは異なる腹部の位置を示しており、胆嚢炎に特徴的な典型部位ではありません。
- ⑷ ④④は右季肋部とは異なる腹部の位置を示しており、胆嚢炎に特徴的な典型部位ではありません。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。胆嚢炎による腹痛は、胆嚢が存在する右季肋部(右上腹部、右の肋骨弓の下あたり)に典型的にみられ、深呼吸をさせながら右季肋部を圧迫すると痛みで吸気が止まるマーフィー徴候が特徴的な所見です。図に示された①はこの右季肋部の位置に対応するため正答となります。他の位置は胆嚢の解剖学的な位置とは異なる腹部の部位を示しており、胆嚢炎に特徴的な典型部位とはいえません。痛みが右肩や右背部に放散することもあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成