A さんは要介護の認定を受け、介護サービスを検討することになった。体調が良いと…
A さんは要介護の認定を受け、介護サービスを検討することになった。体調が良いときは、夫の料理を手伝ったり散歩に出かけている。排泄や着替えは時間をかけて人で行えるが、入浴は夫の介助が必要である。夫は「入浴のサポートを受けたり、自分が不在のときに泊まれる場所はないか」と話している。外来看護師がA さんの希望を聞くと「人が多い場所は苦手です。家の近くで好きなときに通えたり、家に来てもらえると安心です」と話した。A さんに紹介するサービスで適切なのはどれか。
- ⑴ 小規模多機能型居宅介護一つの事業所が通い・訪問・泊まりを組み合わせて提供するサービスで、少人数のため人が多い場所が苦手なAさんにも適し、入浴の介助と泊まりの希望にも応えられます。
- ⑵ 認知症対応型通所介護認知症対応型通所介護は通いのサービスであり、訪問や泊まりには対応しません。夫の不在時に泊まりたいという希望に応えられません。
- ⑶ 自立訓練自立訓練は障害者総合支援法に基づくサービスです。介護保険の要介護認定を受けたAさんの状況に紹介するサービスではありません。
- ⑷ 療養介護次の文を読み118〜120 の問いに答えよ。午後時に震度 強の地震が発生し、避難所が開設された。地震発生の時間後、避難所に救護所が設置され、近隣の病院から医療救護班が派遣された。医療救護班が複数の被災者に対応するなか、A さん54 歳、男性!が搬送されてきた。A さんは右大部にcm の切創があり出血部位をタオルで押さえている。すぐに看護師が切創部の処置を介助することになった。療養介護は医療と常時の介護を必要とする人が医療機関に入所して受ける障害福祉サービスです。在宅生活を続ける希望に沿いません。
解説
正解は⑴です。小規模多機能型居宅介護は、一つの事業所が「通い」「訪問」「泊まり」を組み合わせて提供する地域密着型サービスで、登録定員が少なく顔なじみの職員が対応します。人が多い場所は苦手だが家の近くで好きなときに通いたい、家にも来てほしいというAさんの希望に沿い、通いで入浴の介助を受け、夫が不在のときには泊まりを利用することができます。状態の変化に応じて組み合わせを柔軟に変えられるのも、在宅生活を続けるうえでの利点です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成