11 歳になったA 君は間欠的自己導尿を自分で実施している。本日の定期受診時の尿…
11 歳になったA 君は間欠的自己導尿を自分で実施している。本日の定期受診時の尿検査で、尿蛋白袷、赤血球 安!、白血球袷、尿の混濁袷の所見がみられた。受診に付き添った父親から「最近、A は親の言うことを聞かないし、あまり口をきいてくれません。家では自立して間欠的自己導尿を行っていますが、学校でもやっているのか心配です」と発言があった。A 君の水分摂取や運動の状況は以前と変わらない。外来看護師の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 導尿の必要性をA 君に説明する。すでに自立して実施できており必要性も理解しています。改めて必要性を説明するより、実際の状況を本人から聴くことが先です。
- ⑵ 学校での導尿の状況についてA 君と話す。学校で予定どおり行えているか、行いにくい事情はないかを本人に直接尋ね、一緒に方法を考えることが最も適切です。
- ⑶ 父親に、親が学校に行って導尿を実施するよう伝える。親が学校で実施することは、獲得した自立を後退させ年齢にも見合いません。学校の設備や時間の配慮を調整する方が適切です。
- ⑷ 導尿の手順が書かれた表を渡し、できたところにA 君にシールを貼ってもらう。次の文を読み109〜111 の問いに答えよ。A さん30 歳、初産婦!は妊娠39 週日で陣痛発来した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断され、入院後に分娩した。A さんの分娩経過を以下に示す。2 時00 分 陣痛周期10 分5 時30 分 入院15 時00 分 分娩室入室15 時30 分 子宮口全開大15 時40 分 自然破水16 時20 分 児娩出16 時30 分 胎盤娩出18 時30 分 帰室シールを貼る方法は幼児期には有効ですが、11歳の本人には見合わず、自尊心を損なうおそれがあります。
解説
正解は⑵です。尿の混濁と白血球の増加は尿路の感染を示す所見で、水分摂取や運動の状況が変わっていないことから、学校で予定どおりに導尿が行えていない可能性を考える必要があります。A君は11歳で家庭では自立して実施できていますので、父親を通してではなく本人に、学校でどのように行っているか、行いにくい事情はないかを直接尋ね、一緒に方法を考えることが最も適切です。必要に応じて学校と場所や時間の調整についても相談します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成