A 君の保護者は「この機会に、A の生活リズムの乱れも改善したいと思います。どん…
A 君の保護者は「この機会に、A の生活リズムの乱れも改善したいと思います。どんなことから始めるのが良いですか」と看護師に尋ねた。看護師の説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 「ゲーム機で遊ぶのを禁止しましょう」一方的な禁止は反発を招き長続きしません。使う時間や終わりの時刻を本人と一緒に決める方が現実的です。
- ⑵ 「起床したら朝日を浴びると良いでしょう」起床後に朝の光を浴びると体内時計が調整され、夜に眠気が訪れやすくなります。取り組みやすい最初の一歩になります。
- ⑶ 「サッカークラブに所属すると良いでしょう」運動が嫌いな本人にクラブへの所属を勧めるのは負担が大きく、最初の一歩としては現実的ではありません。
- ⑷ 「しばらく学校を休ませて自宅で生活リズムを整えましょう」次の文を読み106〜108 の問いに答えよ。A 君 歳 か月、男児!は、二分脊椎のため、繰り返し使用できるカテーテルにspina bifidaよる間欠的自己導尿を両親が実施している。現在、間欠的自己導尿は、保育所での実施を含めて日 回行うよう医師が指示しており、自宅では両親が導尿している。A君は下肢の運動機能障害があるが、自分で車椅子からトイレに移動でき、指先の微細な動きもできる。外来受診の際に母親から「地元の小学校に入学予定です。小学生になったら自分で導尿できたほうが良いと聞きました。A も間欠的自己導尿をやってみたい、と言っています。どのように進めたらよいか分からず、焦っています」と看護師に相談があった。学校生活を楽しんでいる本人を休ませることは、社会的な生活を損ない、生活リズムもかえって乱れてしまいます。
解説
正解は⑵です。朝、起きてから光を浴びると体内時計が調整され、その後の夜の時間帯に眠気が訪れやすくなりますので、生活リズムを整える最初の一歩として取り組みやすく効果も期待できます。あわせて起床時刻を一定にすること、夜遅くまで画面の光を見ないこと、就寝前の間食を控えることを、本人と相談しながら少しずつ整えていきます。一方的な禁止や、負担の大きい取り組み、学校を休ませる対応は、続かないだけでなく生活のリズムをかえって乱します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成