生後か月の乳児健康診査の際、外国籍の両親から子どもの予防接種について質問があっ…
生後か月の乳児健康診査の際、外国籍の両親から子どもの予防接種について質問があった。父親は長期に日本で就労するため、子どもは定期予防接種を受けることができる。両親は「日本語が難しく、予防接種のスケジュールがよく分からない」と看護師に言った。看護師の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 母国の大使館への相談を勧める。母国の大使館は、日本の定期予防接種の日程や手続きを案内する窓口ではありません。今の困りごとの解決につながりません。
- ⑵ 医療で使う言葉を覚えるように促す。言葉を覚えるよう促すことは、目の前の困りごとを解決せず、両親に負担を押しつける対応になります。
- ⑶ 地区担当の保健師への電話相談を提案する。電話での相談では言葉の壁を越えられず、かえって理解が難しくなります。まず理解できる形の情報を提供することが必要です。
- ⑷ 両親が理解できる言語で書かれたパンフレットを渡す。理解できる言語の資料であれば、持ち帰って繰り返し確認でき夫婦で共有もできます。多言語の説明資料の活用が適切です。
解説
正解は⑷です。両親は日本語が難しく予防接種のスケジュールが分からないと述べていますので、両親が理解できる言語で書かれた資料を渡すことが最も適切です。文字にした資料であれば、その場で理解できなかったところを家に持ち帰って繰り返し確認でき、夫婦で共有することもできます。予防接種については多言語の説明資料が用意されていますので、居住する市町村で使えるものを確認して渡し、あわせて次回の接種の時期を一緒に書き込んで示すとより確実になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成