精神障害のある人のリカバリーで正しいのはどれか。
精神障害のある人のリカバリーで正しいのはどれか。
- ⑴ 症状の回復がゴールである。症状がなくなることをゴールとする考え方ではありません。症状が残っていても自分らしい生活と希望を取り戻す過程を指します。
- ⑵ 直線的なプロセスをたどる。リカバリーの歩みは行き戻りを含む個別的な過程で、まっすぐ一方向に進むものではありません。直線的という記述は誤りです。
- ⑶ 主体的に人生を新たに生き直すことである。精神障害をもちながらも自分の希望や価値観に沿って、主体的に人生を新たに生き直していく過程を指します。
- ⑷ ストレス脆弱性に焦点を当てた支援である。ストレス脆弱性という弱さに焦点を当てるのではなく、本人の強みや希望に着目する考え方です。焦点の当て方が異なります。
解説
正解は⑶です。リカバリーは、症状が完全になくなることを目標とするのではなく、精神障害をもちながらも自分の希望や価値観に沿って、主体的に人生を新たに生き直していく過程を指す考え方です。その歩みは行き戻りを含む個別的なもので、まっすぐ一方向に進むわけではありません。支援では、症状や弱さに焦点を当てるのではなく、本人がもつ強みや希望、周囲との関係に着目し、本人が自分で選び決めていくことを支えることが大切になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成