乳児の心拍測定で正しいのはどれか。
乳児の心拍測定で正しいのはどれか。
- ⑴ 心拍数110/分は正常である。乳児の心拍数はおおむね100〜150回/分ですので、110回/分は正常の範囲内です。年齢が低いほど心拍数は多くなります。
- ⑵ 聴診ではⅠ音とⅡ音で心拍である。Ⅰ音とⅡ音の一組で1心拍と数えます。2心拍と数えると心拍数を実際の2倍に見積もることになります。
- ⑶ バスタオルで体幹および四肢を固定して測定する。全身を固定して測定することはしません。眠っているときや抱かれて落ち着いているときなど、安心できる状態で測定します。
- ⑷ 呼吸周期に関連した心拍リズムの不整は異常である。吸気で速く呼気で遅くなる呼吸に関連した心拍の不整は、小児では生理的にみられるものです。ただちに異常とはいえません。
解説
正解は⑴です。乳児の心拍数はおおむね100〜150回/分とされ、110回/分は正常の範囲内です。年齢が低いほど心拍数は多く、成長に伴って減っていきますので、年齢ごとの基準値を押さえておく必要があります。測定は泣いたり動いたりしていると正確な値が得られないため、眠っているときや落ち着いているときに、聴診器を用いて1分間測定します。全身を固定して測ることはせず、抱かれたままなど安心できる状態で行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成