標準的な成長・発達をしている子どもが「ばい菌が体内に入ることで病気になる」と考え…
標準的な成長・発達をしている子どもが「ばい菌が体内に入ることで病気になる」と考えるようになるのは、ピアジェ, J. の認知的発達段階のどれか。Piaget, J.
- ⑴ 感覚運動期感覚運動期はおおむね2歳までで、感覚と運動を通して世界を知る時期です。病気の原因を言葉やイメージで考える段階ではありません。
- ⑵ 前操作期前操作期はおおむね2〜7歳で、目に見える具体的なものと結びつけて理由を考えられるようになり、ばい菌が体に入るという説明を受け入れられます。
- ⑶ 具体的操作期具体的操作期はおおむね7〜11歳で、身体の中の仕組みと結びつけて論理的に説明できるようになる時期です。この設問の段階よりも進んだ理解になります。
- ⑷ 形式的操作期形式的操作期はおおむね11歳以降で、抽象的・仮説的に考えられるようになる時期です。この設問の理解の段階とは異なります。
解説
正解は⑵です。ピアジェの認知的発達段階のうち前操作期は、おおむね2歳から7歳ころにあたり、言葉やイメージを使って考えられるようになる一方で、論理的な操作はまだ難しい時期です。この時期には、目に見える具体的なものと結びつけて出来事の理由を考えるようになり、「ばい菌が体の中に入るから病気になる」といった説明を受け入れられるようになります。体の中の仕組みと結びつけて論理的に理解できるようになるのは具体的操作期以降です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成