標準的な成長・発達をしている4歳の男児に対して採血を行う。看護師が男児に採血につ…
標準的な成長・発達をしている4歳の男児に対して採血を行う。看護師が男児に採血についてのプレパレーションを実施した。その後に伝えることで適切なのはどれか。
- ⑴ 「痛くないよ」採血には痛みが伴いますので、痛くないという説明は事実と異なります。信頼を損ね、次の処置への不安を強めてしまいます。
- ⑵ 「すぐに終わっちゃうよ」見通しを伝えることは大切ですが、子ども自身の疑問や気持ちを表現する機会にはなりません。説明の後にはまず子どもの声を聴きます。
- ⑶ 「何か聞きたいことはないかな」説明のあとに子ども自身の疑問や不安を言葉にできる機会をつくることが大切です。子どもの理解と気持ちを確かめる関わりになります。
- ⑷ 「やらないと病気になっちゃうよ」しなければ病気になると脅かす説明は、恐怖によって協力を得ようとするもので、心の傷にもなりかねません。適切ではありません。
解説
正解は⑶です。プレパレーションは、これから受ける検査や処置について子どもが分かる言葉で伝え、心の準備ができるようにする関わりです。説明したあとには、子ども自身が感じている疑問や不安を言葉にできる機会をつくることが大切ですので、聞きたいことがないかを尋ねる関わりが適切です。事実と異なる説明や、しなければ病気になるといった脅かす言い方は、信頼を損ない、その後の処置への恐れを強めてしまいますので避けます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成