高齢者の看護におけるストレングスモデルの説明で適切なのはどれか。
高齢者の看護におけるストレングスモデルの説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 自分で健康行動を判断して決められるよう支援すること自分で健康行動を判断して決められるよう支える内容は、自己決定の尊重や意思決定支援の説明であり、ストレングスモデルの定義とは異なります。
- ⑵ 高齢者自身が健康的な生活を送るための活動を支援すること健康的な生活を送るための活動を支えるという内容は、ヘルスプロモーションの考え方に近いもので、強みに着目する視点そのものの説明ではありません。
- ⑶ 健康課題の解決に向けて自分の能力を活かせるよう支援すること本人がもつ能力や意欲、経験、人とのつながりといった強みに着目し、それを活かして課題に取り組めるよう支援する考え方です。
- ⑷ 特定の健康課題について効果的に遂行できるという自信を高めるよう支援すること課題を効果的に遂行できるという自信を高める支援は、自己効力感を高める関わりの説明です。ストレングスモデルとは区別されます。
解説
正解は⑶です。ストレングスモデルは、対象者の欠けているところや問題に目を向けるのではなく、本人がもっている強み、すなわち能力や意欲、これまでの経験、人とのつながりや地域の資源に着目し、それを活かして課題に取り組めるよう支援する考え方です。高齢者の看護では、できなくなったことに目が向きやすいため、この視点をもつことで本人の力を引き出す関わりができます。他の選択肢は、自己決定の支援、健康的な生活の支援、自己効力感を高める支援の説明であり、それぞれ別の概念です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成