嚥下障害を評価する改訂水飲みテストで正しいのはどれか。
嚥下障害を評価する改訂水飲みテストで正しいのはどれか。
- ⑴ 嚥下後10 秒間で評価する。10秒間という時間を数えて評価する検査ではありません。一定時間内の嚥下の回数をみるのは反復唾液嚥下テストです。
- ⑵ 嚥下後の呼吸状態を評価する。嚥下の後の呼吸の変化は、水が気道に入ったことを示す重要な手がかりです。むせや湿ったような声の変化とあわせて観察します。
- ⑶ 嚥下動作の準備期を評価する。評価するのは実際に水を飲み込む口腔期から咽頭期の状態です。食物を認識して口へ運ぶ準備期を評価する検査ではありません。
- ⑷ 80 mL の水で嚥下状態を評価する。用いる水は少量の冷水(3mL)です。80mLもの量では誤嚥した場合の危険が大きく、この検査の方法とは異なります。
解説
正解は⑵です。改訂水飲みテストは、少量の冷水(3mL)を口腔の底に注いで嚥下してもらい、飲み込めるか、むせがないか、呼吸の変化がないか、声が湿ったように変わらないかを観察して、誤嚥の可能性を段階的に判定する簡便な評価法です。呼吸の状態の変化は、水が気道に入ったことを示す重要な手がかりになりますので、嚥下の後に必ず確認します。実施の際は座位を整え、吸引の準備をしてから行い、危険と判断したら中止します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成