回の鼻腔内吸引で陰圧をかける時間の目安として適切なのはどれか。
回の鼻腔内吸引で陰圧をかける時間の目安として適切なのはどれか。
- ⑴ 10 秒以内1回の吸引で陰圧をかける時間は10秒以内を目安とします。取り切れないときはいったん中断し、呼吸の回復を待ってから改めて行います。
- ⑵ 20〜25 秒20〜25秒は長すぎます。吸引中は空気を吸い込めないため、低酸素状態や不整脈、粘膜の損傷を招く危険があります。
- ⑶ 30〜35 秒30〜35秒は目安を大きく超えており危険です。低酸素状態や徐脈、粘膜の出血につながるおそれがあります。
- ⑷ 40〜45 秒40〜45秒は極端に長く、低酸素状態や重い不整脈を招く危険があります。目安として適切ではありません。
解説
正解は⑴です。吸引の間は空気を吸い込めないため、陰圧をかける時間が長くなると低酸素状態や不整脈、迷走神経の反射による徐脈を招き、粘膜の損傷や出血の危険も高まります。そのため1回の吸引で陰圧をかける時間は10秒以内を目安とし、一度で取り切れないときはいったん中断して呼吸と酸素飽和度を確認し、回復を待ってから改めて行います。実施前後の呼吸状態、酸素飽和度、顔色、分泌物の性状の観察もあわせて行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成