入院中の転倒・転落の内的要因はどれか。
入院中の転倒・転落の内的要因はどれか。
- ⑴ 履物の種類履物の種類は環境に関する外的要因です。滑りにくくかかとを覆う履物を選ぶことは大切ですが、内的要因には当たりません。
- ⑵ 服用中の薬剤服用中の薬剤は内的要因にあたります。眠気やふらつき、起立性低血圧、頻回の移動などを通じて転倒の危険を高めます。
- ⑶ ベッド柵の位置ベッド柵の位置は環境に関する外的要因です。整備すべき重要な項目ですが、内的要因ではありません。
- ⑷ トイレまでの距離トイレまでの距離は環境に関する外的要因です。距離が長いと転倒の危険は高まりますが、内的要因ではありません。
解説
正解は⑵です。転倒・転落の要因は、患者自身の身体や状態にかかわる内的要因と、環境にかかわる外的要因に分けられます。服用中の薬剤は内的要因にあたり、睡眠薬や抗不安薬による眠気やふらつき、降圧薬による起立性低血圧、下剤や利尿薬による頻回の移動などが転倒の危険を高めます。ほかに筋力の低下、視力の低下、認知機能の低下、排泄の障害なども内的要因です。履物やベッド柵、トイレまでの距離などは環境に関する外的要因として区別されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成