日齢、A さんの児の体重は3,100 g。体温37.1 ℃、呼吸数48/分、心…
日齢、A さんの児の体重は3,100 g。体温37.1 ℃、呼吸数48/分、心拍数130/分。経皮ビリルビン10.0 mg/dL。排尿 回/日、排便 回/日。児のアセスメントで正しいのはどれか。
- ⑴ 経皮ビリルビン値は光線療法が必要な値である。経皮ビリルビン10.0mg/dLは生理的黄疸の範囲で、直ちに光線療法を必要とする値ではありません。日齢や在胎週数に応じた基準に照らして判断します。
- ⑵ 生理的体重減少の範囲を超えている。出生時3,200gから3,100gへの減少はおよそ3%で、生理的体重減少として想定される範囲内です。範囲を超えているとはいえません。
- ⑶ バイタルサインは正常である。体温37.1℃、呼吸数48/分、心拍数130/分は、いずれも新生児の正常範囲に収まっています。正しいアセスメントです。
- ⑷ 排尿回数が少ない。次の文を読み115〜117 の問いに答えよ。A さん30 歳、男性!は統合失調症で内服治療をしていた。最近、部屋にこもり、schizophrenia精神科受診以外は外出しなくなった。ある日、母親がA さんの部屋で大量の薬を見つけ、確認すると「薬は飲みたくない」と話した。受診に付き添った母親は「A は昼間に寝ていて、夜に窓を開けて、隣の家に向かってS悪口を言うなTS監視するなTと大声で怒鳴る」と主治医に話した。A さんと母親の強い希望があり、精神科病棟に入院することになり、薬物療法が開始された。入院日、夜間の巡視のたびにA さんは起きていて「隣の人が自分を監視している」「皆が悪口を言っている」と小さな声で看護師に話した。日中はホールで眠そうにしていることもあり、レクリエーションには「疲れた」と言って参加しない。他の患者と話すことはあるがトラブルはない。歯磨きや身だしなみは、声をかけると行う。哺乳が進んでいる時期の新生児では、1日に6回以上の排尿がみられれば水分の摂取は足りていると判断されます。この児の排尿回数は少ないとはいえません。
解説
正解は⑶です。新生児のバイタルサインは、体温がおおむね36.5〜37.5℃、呼吸数が40〜60回/分、心拍数が120〜160回/分の範囲にあれば正常と判断され、Aさんの児の体温37.1℃、呼吸数48/分、心拍数130/分はいずれもこの範囲に収まっています。体重は出生時3,200gから3,100gへの減少で、生理的体重減少として想定される範囲内です。経皮ビリルビン10.0mg/dLも生理的黄疸の範囲で、直ちに光線療法を必要とする値ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成