ソクマル看護師

A さんの回復は順調で、後遺症なく退院した。退院か月後の外来で、A さんに生活…

A さんの回復は順調で、後遺症なく退院した。退院か月後の外来で、A さんに生活状況を聞くと、会話に対する反応は鈍く「この間、尿を漏らしてしまいました」と話した。家族は「最近物忘れが激しく、歩くのも遅くなりました」と話した。看護師がA さんに書類を渡すと、スムーズに受け取り、きれいな文字で名前を書いた。家族は「入院前と変わらない字で書けています」と言った。A さんに起こっている可能性が高いのはどれか。

解説

正解は⑵です。くも膜下出血の後には、髄液の流れや吸収が妨げられて正常圧水頭症が生じることがあり、認知機能の低下、歩行の障害、尿失禁が三つの特徴的な症状として現れます。Aさんは反応が鈍く、物忘れが目立ち、歩くのが遅くなり、尿失禁もみられており、この経過に一致します。文字はきれいに書けており手の細かい動きは保たれていますので、小さな字になりやすいParkinson病の像とは異なります。髄液の排除により症状の改善が期待できるため、早期の受診と評価が大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成

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