退院からか月後、A さんはテレビを見て過ごす時間が多くなった。「買い物や調理が…
退院からか月後、A さんはテレビを見て過ごす時間が多くなった。「買い物や調理が面倒になって、同じものばかり作っています」と言い「退院したころは毎日排便があったのに、最近便秘気味ですっきりしないんです」と訴えた。訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 食事内容を見直す。活動量の低下と偏った食事が背景にあるため、まず食事内容を見直して食物繊維や水分の不足を補うことが最も適切な対応です。
- ⑵ 腹部の温罨法を勧める。腹部の温罨法は補助的な方法として役立つことがありますが、原因と考えられる食事の偏りに対応する方が先です。
- ⑶ 市販の浣腸液の使用を勧める。市販の浣腸液に頼ると自然な排便の反射が弱まるおそれがあり、看護師の判断で最初に勧めるものではありません。
- ⑷ 主治医に緩下薬の処方を相談する。次の文を読み94〜96 の問いに答えよ。A さん56 歳、女性、主婦!は、食後に冷汗を伴う腹痛があり外来を受診した。腹部超音波検査の結果、胆石症と診断され、腹腔鏡下胆囊摘出術の目的で入院した。cholelithiasis看護師は手術オリエンテーションで、術後の入院期間は日と説明した。A さんは、同じ手術を受けた妹が合併症で週間以上食事もできなかったので、自分も同じ合併症を発症するかもしれないと心配そうに話した。緩下薬の相談は、生活や食事の調整を行っても改善しない場合の次の段階です。まず生活面の見直しから始めます。
解説
正解は⑴です。Aさんは活動量が減り、買い物や調理が面倒で同じものばかり作っていると話していますので、食物繊維や水分の摂取が不足していることが便秘の原因として考えられます。まずは食事の内容を具体的に聞き取り、繰り返し使える食材や手軽に取り入れられる食品を一緒に考えて、生活の中で無理なく続けられる形に整えることが最も適切です。薬剤や浣腸に頼るのは、生活の調整を行ってもなお改善しない場合の次の段階の対応となります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成