セルフヘルプグループについて正しいのはどれか。
セルフヘルプグループについて正しいのはどれか。
- ⑴ 医療従事者が運営する。運営の主体は当事者自身です。医療従事者が企画・運営して当事者を支えるものはサポートグループと呼ばれ、セルフヘルプグループとは区別されます。
- ⑵ 営利を目的にした団体である。営利を目的とする団体ではありません。会費が集められることはありますが、運営費に充てられるもので、収益を上げることを目的とはしていません。
- ⑶ 当事者同士の交流による心理的効果がある。同じ経験をもつ当事者同士が対等に体験を分かち合うことで、孤立感がやわらぎ、自分にも役割があるという感覚を取り戻す助けになります。
- ⑷ 在籍年数の長いメンバーの意見が重視される。メンバーは対等な関係が原則で、在籍年数によって発言の重みが変わる仕組みではありません。上下関係ができると、安心して話せる場が失われてしまいます。
解説
正解は⑶です。セルフヘルプグループは、同じ病気や障害、困難を経験している当事者が自主的に集まり、対等な立場で体験や思いを分かち合う非営利の集まりです。同じ立場の人に理解されるという経験は孤立感をやわらげ、自分にも役割があるという感覚を取り戻す助けになります。専門職が企画・運営して当事者を支える集まりはサポートグループと呼ばれ、区別されます。看護師はグループを主導するのではなく、情報提供や場の紹介といった側面からの支援を行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成